触れる「肌」

種類により木の個性は異なるため、使用する場所によってご提案させていただきます。

たとえば寝室などの「気持ちを安らげたい場所」では、優しくて印象もあたたかな杉の木を。

玄関やリビングなどの「生活の中心」となるスペースには、見た目と耐久性を兼ね備えたヒノキの木を採用するなど、目的と特性にあわせて適材適所なご提案をさせていただきます。

また木には調湿効果があり、１年間で１本分のビール瓶が水分で溜まるほどの、吸湿＆放出する性能があります。
そのため、夏の床はカラッとひんやりして気持ちよく、冬は温かさを感じさせてくれます。

季節によって移ろう環境変化の中で、その時その時の心地よさをもたらしてくれます。

見る「目」

通常のビニールクロスにあるような「白」の壁。シンプルでスタイリッシュな空間へと整えてくれますが、実は目の焦点が定めにくく、場合によっては目が疲れてしまうケースもあると言われています。

一つひとつ違った表情が楽しい木目や、柔らかくナチュラルな色合いは、1/ｆゆらぎと言われる「心を和ませ、癒してくれる効果・効能」をもたらしてくれます。

その他にも、経年劣化により少しずつ変化していく風合いも楽しめますし、微妙にずれている木の節目・年輪が生み出す曲線など、自然な揺らぎを生み出して私たちの心を静めてくれます。

木によって表情は様々ですので、いろんな木の風合いを楽しんで頂きたいです。

感じる「香」

森の中に入った時に、すぅーっと鼻にはいってくる心地よい香り。胸いっぱいに深呼吸したくなるのは、心身をリラックスさせてくれる効果があるから。

その効果の正体とは、木の香り成分の中に含まれるフィトンチッドと言われる精油成分。心を穏やかに整えてくれます。

その他にも、室内にこもるニオイや湿気を吸収してくれるので、空気環境を整えてくれる役割も兼ね備えています。

リラックス空間である寝室に、出入りの多い玄関に、ニオイのこもりやすい水回りの天井に、場所によってさまざまな効果を見せてくれるでしょう。